シュルレアリスム  Surrealisme
 日本での人気には大きな差があります。ダリ、マグリッドやデルボーはよく知られていますが、エルンストは油絵はちょっとドロドロしていて、軽いペン画のようなものも日本的感性に合わない部分があります。タンギーは全然、と言ってよいほど紹介されていません。この中で単独の展覧会が開かれていないのは彼だけです。シャガール、バルチュス、フィニーはシュールレアリストとしては分類されていないかもしれませんが、より親しみやすい絵として70年代に人気がありました。
 マン・レイは絵画を含めた展覧会はそう多くありません。写真が主体で主に写真集で知られています。アート写真の元祖みたいなものですから、若い人には随分、人気があるようです。ベルメールは画廊での版画の展覧会はありますが、それ以外の紹介はありません。人形はレプリカがあると思われます(私も一体、パリで見たことがあります)が、国内に持ち込まれたことはないでしょう。一般的な紹介はされませんが、人形作家には大きな刺激になります。


<絵画>
 マックス・エルンスト Max Ernst



 サルバドール・ダリ Salvador Dali

           

 ルネ・フランソワ・ギスラン・マグリット  Rene Francois Ghislain Magritte

                

 イヴ・タンギー Raymond Georges Yves Tanguy




 ポール・デルヴォー  Paul Delvaux



 シャガール  Marc Chagall


 バルチュス  Balthus


 フィニー  Leonor Fini



 エッシャー Maurits Cornelis Escher


 ゾンネンシュターン Friedrich Schroder-Sonnenstern



 モンスデジデリオ Monsu Desiderio      ピラネージ Piranesi
     

 クロソフスキー Pierre Klossowski



<人形>
 ハンス・ベルメール  Hans Bellmer




<映画>
Un Chien Andalou (An Andalusian Dog)  アンダルシアの犬

ドイツ表現主義の映画も紹介しておきます。

The Cabinet of Dr. Caligari (1919)    カリガリ博士      Der Golem(1920) 巨人ゴーレム


Nosferatu(1922) 吸血鬼ノスフェラトゥ