中村宏
これは雑誌で取り上げられた時のものです。ページが汚れていたり、下は真ん中に折れが入っていて端も切れています。女子高生と列車が大好きだったようで、青を基調にエロチックなので、すぐに中村宏の作品と分かります。個展の記憶はありません。



多賀新
多賀新さんは、この頃はデビューしたてだと思います。精細な銅版画で内臓感覚を刻みこむような表現です。ここらの作風は私の当時の、今も同じかもしれませんが、感性に合うもので、彼の作品を何点か購入しています。今、どういう評価を受けているか、知らないのですが、版画でもあり、高い値段ではなかったので購入できたのだと思います。まぁ、他に買う人は多くないというか、知り合い以外はほとんどいなかったのではないかと思います。また、以降も雑誌などで大きく取り上げられたことはなかったように思いますが、本の表紙や挿絵などで、時折、見かけたことがあります。この内臓感覚は独特のもので、欧米にはない作風だと思います。


ここに取り上げる佐伯俊男や片山健は、画家として認められていないのではないかと思われます。ここに掲げた作品のいづれもSM雑誌に挟み込まれたものです。カルト的な人気を持つ作家たちです。

佐伯俊男
佐伯俊男の得意とするのは、少年、少女、特に女子高生を登場させるサディスティックものです。イラストレーターであり、絵に特徴があるのですぐに佐伯のものだと分かります。
あかいはこパンフレット



片山健
片山健は、70年代頃の裸の少年少女が出てくる、精密な鉛筆画の世界を描いていました。80年頃には、大きく画風が変わり、少年少女が出てくるところだけは変わらないのですが、太い絵筆で油絵(?)を描き、この手のファンをがっかりさせました。
美しい部屋

夜行館の種族葬に美術+役者で出演していたそうです。