劇団青年座  演出:石沢秀二 脚本:矢代静一

 俳優座の若手集団を中心とした劇団で、アングラ劇団とは位置づけられない存在です。 ただ、アングラ演劇の刺激を強く受けていました。多分、小劇場と言うのに最もふさわしい存在であったのでしょう。当時、最も公演回数の多い劇団だったと思います。このパンフにナンバーがついていますが、この数が証明する公演数でした。あまりにも多いので処分してしまっていますが、残っているのだけで、これだけですから。 全部なんか、とても見にいけたものではありませんでした。私は数回だったと思います。西田敏行がTVで活躍し始めた時に、あぁ、これアングラの役者だよ、と言えたぐらいは関心があったのですが、当時はどの劇団か、すぐには思い出せませんでした。脚本は矢代静一が多かったこと、演出も石沢秀二が多かったですが、何人かが交代というか、変わりました。
 青年座は今も盛んに活動を続けています。公式ページ:http://www.seinenza.com/

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これちらの肥前松浦兄妹は近松ものをベースにしたもので演出は空間演技を作る岡部耕大さんがしているものです。 何度か演出、俳優を変えて再演されています。

便器に跨ったイオカステ(作演出:高木達)



イオネスコの不条理劇は他でも紹介されていましたが、青年座の方が早かったように思います。

 矢代静一は、この頃、最も脂の乗った時期で、アングラ全盛時代にもかかわらず高く評価されていました。 この写楽考では読売文学賞を受賞し、劇団も紀ノ国屋演劇賞を受賞しています。
宮城野(「新劇」1973.7)

 下の写真はいずれも鈴木完一郎の演出の作品です。

七つの岡のクリスマス                        デスマッチ連歌
死のう団

真夜中のブランコ