結城人形座
 何故、アングラ芝居に人形あやつりが出てくるのか、分からないかもしれません。私も正確には分からないのですが、江戸時代から続く伝統的な芝居芸術の世界で、アングラの演目に積極的に関わっていったのが、11代目結城孫三郎でありました。この頃は彼のお父さんである結城雪斎も高齢でありましたが健在でした。李礼仙、緑魔子などアングラの役者も出演しました。森秀男氏はこの間の事情を以下のように説明しています。
 『現在の結城孫三郎は1934年生まれ。70年に11代目結城孫三郎を襲名した。浄瑠璃による古典的な糸繰りを身につけていた孫三郎が小劇場運動にかかわるのは69年、自由劇場での「ゴリラ・ゴリラ」であった。この公演を通じて孫三郎は人間と人形の共演による人形劇という新しい方向を発見し』することになった。

      

     
     


 この八百屋お七の話が、人間と人形の共演で花開いたとされています。吉田日出子が演じるお七と、結城雪斎の遣うお七人形とが融合した舞台と高く評されます。まぁ、そんなに見る方は凄いなぁとは思わなかったですが・・・・。

女優は吉田日出子
八百町お七