劇団つんぼさじき  演出:山崎哲

演出の山崎哲は、79年につんぼさじきを解散後、演劇団を経て、今は転位21で活動しています。転位21のHPには、つんぼさじきの上演リストや懐かしいアルバムが掲載されています。71年に結成、79年に解散するまでの9年間に24本、実に精力的な活動振りです。演劇団に拮抗する量ではないかと思います。劇作家としての山崎哲の実力が発揮されたのでしょう。状況劇場でみた愛の乞食も山崎哲が脚本を書いていたのを、今回初めて知りました。つんぼさじきも演劇団ほどではないけれど、政治的メッセージの強い劇団であったかと思います。話題性のあるテーマを得意とした脚本で、観客を惹きつけてきました。
劇団解散後の80年代には話題の事件、銀行の受付け嬢が男に貢ぐ事件やら、歌手の克美茂の殺人事件などをテーマに書きまくっていました。当時、目敏い事件ではコメントをマスコミに求められていた時期もあったように思います。81年には、転位21時代ですが、岸田戯曲賞を受賞しています。残念ながら、この頃のものは見ていないのです。







涙の連絡船女優は栗山みち

 この写真は転位21時代のものです。「西鶴一代男考」の舞台。

男は泉谷しげる
アサヒグラフ1982.10.22