The Super Company(ザ・スーパーカンパニー)  演出:竹邑類

 このページを作るために探していたら、昔と変わらない(?)、そのままの形で運営されているのを発見し驚ろきました。しかも天井桟敷からの下馬二五七氏がつい最近亡くなり、主演の田村連さんも変わらずに参加されているようで、当時の劇団で名前も変えず、演出も変わらず、主演俳優も変わらずというのは奇跡です。幾多の変動を乗り越えて来られたんだと思いをはせます。
 アングラが基本的に暗き情念の発露を主題にしていたのに比べて、スーパーカンパニーは明るい雰囲気と軽やかな振り付けを持ち味にしていました。田村連さんも格好良かったですし、何年かすると、女の子のファンがついていました。スーパー・カンパニーは比較的小さな舞台で公演しており、俳優を身近に感じられる、まさに小劇場の良さを発揮していたと思います。TVで活躍する萩原流行の本名、萩原光男の名前も見えます。萩原さんの話を読むと、彼が脱退する時が、劇団として大きな危機だったようです。人気者が離脱するときはどこでも大変です。
 私が唯一、会社の女の子を連れて行ったのも、スーパーカンパニーでしたが、それでも恐がっていたのですから、当時のアングラ演劇の立ち位置が分かるというものです。まぁ、その子からは何年かしてから、あの当時の雰囲気を少しでも触れることができたことを感謝されましたが・・。




上左から下馬二五七、田村蓮。下左から翁洋子、中村タヌ子、生田ミミ