The New German cinemaDer Neue Deutsche Film
   (ニュー・ジャーマン・シネマ

Wikipediaから、「1960年代後半から始まって1980年代に入るまで続くドイツ映画のある時代を指す語である。・・」
意味のある説明ではないです。戦後の長い低迷期を超えて、戦前のドイツ映画、カリガリ博士や吸血鬼ノスフェラトゥなどを生み出した無声映画の巨匠達に匹敵する映画を作り出そうと新世代の監督達が出現してきたことです。その代表的なメンバーは以下のとおりです。


ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー(Rainer Werner Fassbinder) (1946〜1982)
ヴェルナー・ヘルツォーク(Werner Herzog)
アレクサンダー・クルーゲ(Alexander Kluge)
フォルカー・シュレンドルフ(Volker Schlondorff)
マルガレーテ・フォン・トロッタ(Margarethe von Trotta)
ハンス=ユルゲン・ジーバーベルク(Hans-Jurgen Syberberg)
ヴィム・ヴェンダース(Wim Wenders)
エドガー・ライツ(Edgar Reitz)
ペーター・シャモニ(Peter Schamoni)
フランツ・ヨセフ・シュピーカー(Franz Josef Spieker)

ニュー・ジャーマン・シネマの旗手として最初に紹介されたのはヘルツオークでした。



中でも「小人の饗宴」Even Dwarfs Started Small (1970)は衝撃的です。奇形への関心が一挙に高まっていきます。1932年に作られたトッド・ブラウニングフリークス」も公開されます。以降、怪優クラウス・キンスキーを主役とした「アギーレ・神の怒り」、「フィッツカラルド」などの名作を次々と発表していきます。

小人の饗宴から
フリークスから
「ノスフェラトゥー」クラウス・キンスキー主演

そしてもう一人の旗手はライナー・ヴェルナー・ファスビンダー(Rainer Werner Fassbinder)です。 1982年に若くして死去します。ヘルツオークがある種、カルト的な作品群であるのに対して、ファスビンダーは一般映画として公開され、ヒット作も多い。それでいてドイツ映画らしい重量感溢れる映画作りをしました。特にこの西ドイツ三部作と呼ばれる作品群の評価は高い。




フォルカー・シュレンドルフ(Volker Schlondorff)は、この「ブリキの太鼓」Die Blechtrommel (1979) で日本に衝撃的な登場をします。


最後は、やはりヴィム・ヴェンダース(Wim Wenders) でしょう。時代はもはや80年代に来ていますが。
「ことの次第」 Der Stand der Dinge (1981年) *ヴェネチア国際映画祭金獅子賞
「パリ、テキサス」 Paris, Texas (1984年) *カンヌ国際映画祭パルム・ドール

栄光にみちみちています。ジャーマン・シネマの最高の成功者といえるでしょう。私的には、この順番なんですが。
パリ、テキサスより


This is off a film by Wim Wenders and a concept by Bono (U2)
The movie also stars Mel Gibson, Tim Roth,Jimmy Smits.