写真集:
『おとこと女』 カメラアート 1961年
『薔薇刑』 集英社 1964年
『鎌鼬(かまいたち)』 現代思潮社 1970年
『抱擁』 朝日ソノラマ 1977年
写真集:

『hiroshima-nagasaki document 1961』(共著)
         1961年 原水爆禁止日本協議会
『〈11時02分〉NAGASAKI』
         1966年 写真同人社
『サラーム・アレイコム』
         1968年 写研
         雑誌「太陽」でアフガニスタン取材した際に撮影
『おお!新宿』
         1969年 写研
『太陽の鉛筆 沖縄・海と空と島と人びと・そして東南アジアへ』
         1975年 毎日新聞社

〜映像の時代〜

東松照明

東松さんは、この時代の硬派のリーダー的な存在でした。題材の原爆、沖縄、新宿にしろ、左翼リベラルというか、過激派リベラルに馴染むものがありました。
写真は今見ても、巧いなと。この時代を代表する写真家であることは確かです。

長崎


深瀬昌久
深瀬さんのことはよく知りません。玄人好みで、一般的ではありませんでした。鴉は非常に評価が高かったと思います。ただ写真集が良く売れたということはありませんでした。マスコミ受けするような作家ではありませんでした。洋子は奥さんですが、荒木さんの陽子の方が有名ですが、こちらの洋子さんも優れて良いです。深瀬さんは荒木さん的な叙情性が少ないので、やはり玄人向きです・・・。
土方巽(70年)

(1986年)                              洋子(1978年)
写真集:
  『遊戯』 中央公論社、1971年
  『洋子』 朝日ソノラマ、1978年
  『ビバ! サスケ』 ペットライフ社、1979年
  『サスケ、いとしき猫よ』 青年書館、1979年
  『猫の麦わら帽子』 文化出版局、1979年
  『空海と高野山』            1982年
  『Black Sun:The Eyes of Four』  Aperture、1986年(共著)
  『鴉』   蒼穹舎、1986年12月15日


細江英公
細江さんの話題性、話題の作り方は写真家とは言えないほど、優れています。時代を切り取る鋭さはずば抜けています。三島さんにしろ、土方さんにしろ、最高の時代に最高の写真を撮っています。でも当時は左翼リベラリズムの強い時代ですから、ある種、右翼的な、美に殉じる形の写真は、一方では高く評価されましたが、一方では非難を浴びています。当時のイデオロギーがかった風潮を示しています。そんなこともあってか、時代の寵児ではありませんでした。白と黒のコントラストの利いた美し過ぎるほどの写真群です。

薔薇刑

鎌鼬
抱擁