〜雨が降っても野球を観たい〜

1988年、東京ドームが「国内初のドーム球場」として東京都文京区に竣工した。アメリカのメトロドームをモデルに設計され、ドーム開きとなった同年4月の公式戦開幕日、季節外れの豪雪に見舞われますが、ドームの内は快適な温度に保たれ、ドーム効果を実感させることになったのです。やがて野球人気が頭打ち傾向の中で、ドームの建設がこれ以降、切り札のように言われ、次々と建設されていきます。
ドーム球場の成功は、野球以外に、大量の人を集めるイベントが天候に無関係に開催できる良さを買われて、様々な利用が広がったことです。
一番最初のドーム球場でのコンサートは東京ドームこけら落としで行われたTHE ALFEEのコンサートでしたし、88年4月11日には、美空ひばりが日本人ソロ歌手かつ演歌歌手として初めて東京ドームコンサートを開催。
復帰は不可能と言われた難病からの復活のためチケットは即完売し、「伝説の不死鳥コンサート」と呼ばれ、5万人の観衆を魅了した。このコンサートの後、1年2ヵ月後の1989年6月24日にひばりが帰らぬ人となったことで、これが結果として生涯最後のコンサートとなったことで、より伝説は深まっていったのです。
                                       
現在では、日本において、一線級のミュージシャンともなれば、ドームツアーが行われており、収容人数や会場規模もそれまでの日本武道館を上回る規模のこれらの公演が「ミュージシャンとしての一つの到達点(頂点)」として語られようになったのです。


東京ドーム

その後、札幌ドーム(北海道札幌市2001年開場)、西武ドーム(埼玉県所沢市1999年)、ナゴヤドーム(愛知県名古屋市1997年)、大阪ドーム(大阪府大阪市1997年)、福岡ドーム(福岡県福岡市1993年)が建設されました。(本稿はWikipediaドーム球場より、一部修正)。

バブル時代は東京ドームと福岡ドームがひっかかります。東京ドームは比較的波乱の少ない形で今日に至りますが、福岡ドームは、ダイエーの破綻により、福岡ダイエーホークスの運命と同じく激しい波乱の中に巻き込まれていきます。


福岡ドームとホテル                                           福岡ドーム(空撮)