無期懲役
上九一色村サティアンに突入する機動隊員


東京スポーツ
上九一色村教団施設:サティアン
信者数
1985年12月 - 15人
1986年10月 - 35人
1987年2月 - 600人
1987年7月 - 1,300人
1988年8月 - 3,000人
1995年3月 - 15,400人
  (出家1,400人、在家14,000人)
1997年7月 - 5,500人
  (出家500人、在家5,000人)
1997年12月 - 2,200人
  (出家900人、在家1,300人)
懲役3年
懲役12年
懲役6年
懲役3.5年
無期懲役
死刑
死刑
死刑
死刑
死刑
死刑
刺殺
主要幹部
村井秀夫:科学技術省大臣:大阪大学理学部大学院卒
松本知子:教祖夫人、郵政大臣
早川紀代秀:建設大臣:大阪府立大学大学院卒都市工学
石井久子:教祖愛人、大蔵大臣:産能短大卒
上祐史浩:外報部長:早稲田大学理工学部修士卒
青山吉伸:法務大臣:京大卒、弁護士
井上嘉浩:諜報大臣:洛南高校卒
新実智光:自治大臣:愛知学院大学法学部卒
土谷正実:第二厚生大臣:筑波大学大学院化学研究科修士
遠藤誠一:第一厚生大臣:帯広畜産大学獣医
中川智正:法皇内庁長官:京都府立大学医学部卒医師
林郁夫:治療大臣:慶応大学医学部卒医師
高橋克也:諜報省:柔道有段者

妄想の暴発=オウム真理教


 オウム真理教事件というのは、この時代、バブル崩壊とどのような関係があったのか、よく分からないままに、これまで取り上げてきませんでした。Wikipediaには詳細な内容が記述されていますから、私の方が取り上げることは少ないのですが、この時代に起きていることですから、やはり掲載すべきではないかと思い、一番最後の追加になります
。犯罪のど派手さ、収集した武器類の豊富さ、量、世界の犯罪史上稀な物量、地下鉄での化学物質テロという新しい手法、まぁ、バブルといえばバブルですなぁ・・・。

Wikipediaから
オウム真理教の教祖である麻原彰晃(本名:松本智津夫)が救済の名の下に日本を支配して、自らその王になることを空想し、それを現実化する過程で、外国での軍人訓練や軍事ヘリの調達、自動小銃の密造や生物化学兵器(炭疽菌、ポツリヌス菌、青酸ガス、サリン、VXガス)の生産を行い武装化し、教団と敵対する人物の殺害・誘拐・拉致監禁・リンチや無差別テロを実行した(一部追加)。他に覚醒剤の製造や、LSDの密造があり、暴力団との関係や、ロシア、北朝鮮との関係も噂されました。一連の事件における被害者数は、死者30人・重軽傷者6000人以上。日本史上最悪の組織的犯罪とされ、関与した教団幹部に対し、刑事裁判では13人の死刑判決、5人の無期懲役判決が出されている。


 まずは画像から。地下鉄サリン事件
                                  自衛隊化学防護隊



オウム真理教 ~暴かれた王国の軌跡〜1/4 1995年4月16日


教祖逮捕の捜査資料と隠し部屋



信者集団の高学歴は驚くべきもので、特に理工系、医師などが加わっていたことが注目されました。信者とその家族から身ぐるみを剥いで収奪した膨大な金を使って、広大な地域にサティアンと呼ばれる工場を建設した様は、仰天させるものでした。しかし、その一方で学歴は凄いけれど、しょせんアマチュア、本当の意味で合成に成功した化学物質は多くありません。国松警察庁長官狙撃事件、No.2であった村井秀夫刺殺事件など謎を多く残した事件でしたが、松本サリン事件、地下鉄サリン事件、坂本弁護士一家殺人事件に携わった幹部は死刑判決を次々と受けていきます。単にヨガや精神世界に興味を持ったが故に踏み出した結果の無惨さはひと通りのものではありませんでした。当時、新宗教ブームが起きていたのですが、これを機にブームは潰えます。



教祖:麻原彰晃  死刑













































































































産業経済新聞「オウム大崩壊」

東京スポーツ

 95年5月16日、ガス探知の役割を果たすカナリアを先頭にした機動隊員2000人が上九一色村のオーム真理教施設、中でも教団幹部の居住区である第6サティアンに突入します。報道陣も世界中から集結、海外メディアはガスマスク、防毒マスクを装備した完全戦争装備で現れたのには国内メディアは度肝を抜かれたということです(東京スポーツ2010.8.21)。

 オーム真理教事件はTVで連日大報道が繰り広げた関係から、数々の人間が登場します。坂本弁護士が人権派弁護士であったこともあり、オームの青山弁護士もかつてそうであったり、仲間の人権派弁護士達の奇妙に矛盾した態度や、報道関係から江川紹子、有田芳生、宗教学者の島田裕己、中沢新一、弁護士の紀藤正樹、伊藤芳朗等々が登場する、なかなか興味深い事件でもあります。
 そして麻原の逮捕後に奇妙な弁護士が登場します。横山昭二です。誰もなり手の無かった弁護人に立候補したものですが、この事件の最終章を飾るトリックスター的な人間像です。


 オーム真理教の事件は、70年代末から始まっていた新宗教ブーム、それにまつわるようにあった精神世界ブーム、オカルト趣味を痛打することになります。かつて新左翼運動が連合赤軍事件で終焉を迎えたのと同じ構造です。そして宮台氏によれば、この事件が契機になって、女子中高校生による援助交際(エンコウ)やブルセラ・ショップに終止符が打たれたのだというのです。どういう理屈なのか、よく分からない部分がありますが、そうやって遊び回ること自体が、オームと同じようなイタイ人になっていったのだそうです。