朝鮮半島
 90年代に入る頃から、朝鮮半島に対する話題がゆるやかに浮上してきます。朝鮮半島への日本人の感情は、戦後、長く無視され、忘れ去られていました。それが浮上してくるのは、日本のバブル景気から生まれてきた在日の犯罪や韓国人の犯罪、北朝鮮からのドラッグやトカレフなどの銃器の密輸、風俗産業への韓国女性の浸透とトラブルなど、マスコミが報道を抑えてはいましたが、次第に関心が集まり始めていました。マスコミの恐れは人種差別に繋がる、容易に燃え広がる土壌を持っているからだと思います。次第に現れてくる朝鮮に関する報道が侮蔑的なもの、日本の優位を誇るような内容になっていくのは避けられないものでありました。そして韓国側も、日本及び日本人に対する侮蔑が戦後すぐから充満したものでありました。侮辱合戦は次第にエスカレートしてきており、近年では韓国の侮辱行動は、日韓以外の世界を巻き込む形になっており、韓国人に北朝鮮が侵入してきた時に、誰と戦うかという質問に「日本」と答えるという異様な状況になっています。

北朝鮮
  在日のパチンコ・マネーが北朝鮮に流れ、それがミサイル開発や核開発に使用されているという噂は相当に前からあり、米軍からも日本政府に対して再々の警告があったとされています。しかし、国内は社会党、共産党の左派勢力が北朝鮮への締め付けを妨害しており、政権党の中でも利権がらみで北を擁護する人々がおり、朝鮮総連の日本政府への抗議動員力は並みのものではなく、マスコミも暴力的な抗議に対応できずに沈黙することがしばしばであったといいます。
 北朝鮮は在日の資産を困窮する経済に不可欠なものとし、在日朝鮮人のための金融機関である朝銀(朝銀信用組合)に手を伸ばし、人事権を使って傘下に置き、朝鮮総連が実質的に経営権を握ることになります。北朝鮮は、帰国した在日の人々を人質に取った脅迫などで、在日のマネーを、手を替え品を替えて収奪していきます。バブル期に入ると総連は、北朝鮮からの献金要請に応えるために自らパチンコチェーンを作り、不動産業=地上げに携わっていきます。そこらの話は、金賛汀「将軍様の錬金術―朝銀破綻と総連ダークマネー―」に詳しく書かれています。

 バブル崩壊により、北朝鮮に献金した金がすべて不良債権になり、地上げなどの不動産関係でも凄まじい赤字を生み出し、97年大阪朝銀の破綻を切欠に、各地の朝銀が破綻していきます。Wikiから『破綻原因の不明瞭さとそれに関連した朝鮮総連中央本部への強制捜査に伴う一部の在日朝鮮人による組織的な反発活動、および破綻処理に伴う1兆4千億円の公的資金導入などから朝銀事件とも呼ばれた。』詳しくは朝銀の破綻と公的資金投入の歴史 を参考にして下さい。破綻原因の不明とは、全国に広がる独立しているとされていた朝銀が実質的に朝鮮総連が経営していた実態や、足利銀行などを通じた北朝鮮への資金、万景峰号による現金持ち出し、万景峰号に乗船した北の高官から日本や韓国に潜むスパイへの指令、在日朝鮮人を使った各種工作、破壊活動、日本人の拉致などが行われていた実態が次第に明らかになって行きます。
 朝鮮問題は、戦後のタブー、闇でした。それがようやく白日の下に晒されて来たのですが、闇はまだまだ深いものがありました。

朝鮮総連(在日朝鮮人)の実態

 不正取引に対する家宅捜索、朝鮮総連本部の差し押さえなどに在日朝鮮人による激しい妨害が起き、その都度、周囲は騒然とします。
2006年11月総連本部前


 朝銀そして朝鮮総連の問題は、反朝鮮感情が盛り上がるのを恐れるマスコミや一部政治家により、それほど大きな問題に発展しませんでした。それが世論を一変させるようになるのは拉致問題でした。その前から拉致家族の奮闘により、次第に関心が高まってきてはいましたが、小泉首相の訪朝2002年により、拉致問題が金正日との会談で取り上げられ、金正日がそれを認めたことで、一気に話題が沸騰し、小泉首相の強い力の下で、一部の拉致された人達が帰国できたことが大きな話題になりました。国民を守るとは何かを拉致家族が政府に突きつけたことが世論の雰囲気を大きく変えていきます。

 北朝鮮の話題は、以前から、北朝鮮に関心のある人々の間で、北朝鮮経済や人権無視の惨状の凄まじさがゆっくりと、確実に語られるようになっていましたが、拉致問題を切欠に溢れんばかりに情報が氾濫していきます。私なんかの関心は昔の朝鮮風俗だったりしたものですから、80年代半ばくらいから報道された中身は驚ろくべきものでした。

凍土の共和国テリー伊藤「お笑い北朝鮮
 中でも強制収容所の惨状は、これが人間のやることかという、ナチスを上回る残忍性に満ちていました。飢餓の蔓延と脱北者の増大は、北朝鮮の素顔を知らしめるものとなっていきます。
姜哲煥・安赫「北朝鮮脱出」 

  安明哲氏の著書「完全統制区域」の挿絵


 そして拉致事件です。金正日自身が認めたことで、疑問の余地もなく、中でも少女であった横田めぐみちゃんの拉致は日本全体を巻き込み、その余波はアメリカにまで及ぶものになりました。反朝鮮感情を強め、国民の意識は大きく変化し、左翼は右傾化を強く警戒するようになります。

【MAD】横田めぐみさん拉致事件【ここにしか咲かない花】


韓国
 韓国に対するものは、庶民レベルのもので、世界中に散らばった朝鮮人たちの話(コリアン世界の旅)よりも、根本敬の小汚らしい漫画を書き込んだディープコリアに、愛すべきものであると同時に避けたい人間群像は異様なものを感じさせるものでした。2003年の冬ソナからヨン様ブームを契機として、韓国ブランド委員会や電通による韓流がごり押する形へ、それがやがて「知れば知るほど嫌いになる」という嫌韓流を産み出していく源流となります。
野村進「コリアン世界の旅」
根本敬「ザディープコリア


ディープコリアから
 宝島からも別冊が出ました。児玉房子さんの写真は、良いですねぇ。韓国の方々は、こういうのを恥と思われるのでしょうが、こういう本当の姿の方が本当の韓流になるのでしょうが・・・・・。