ネットの投稿から

『日栄(ロプロ)と商工ファンド(SFCG)の悪質なところは、保証人と根保証という日本特有のグレーゾーンを巧妙に使い潰したことだ。
 ここは自営業に金を貸すのが目的ではなく、保証人から金を奪うことが目的だった。だから公務員かサラリーマンの親族でないと保証人の決済は降りなかった
 保証人になる時は必ず社員と記念撮影、100万円だけです。これで●●さんを助けてやってください、 と言って1000万の根保証枠をとって保証人の許可なく貸す、というかちょっと運転資金をつまんだ中小企業でも押し貸しする、弱みから借りる、泥沼にはまる。
 保証人は知らぬ間に1000万の借金を抱えることに自営業者の借り主が返そうとしても絶対返させない、 知らないひとは何で返してもらわないのと思うかもしれないが取り立て同様の恫喝で返させない、金利は膨らむ
 そして破綻しても借り主のところには行かない、無視して保証人を取り立てる連帯保証人だから当然だがその説明もない、 単なる保証人と言うか曖昧にするとにかく悪魔。
 知らぬがバカを見た時代の話と笑う子もいるだろうがね』


『債務者が自殺して発生した損失を担当社員に被せたり、会社が脅迫や詐欺などで訴えられたら、すべて社員個人の責任にして、会社が担当社員訴えたり、無茶なノルマ達成のために社員の家族に高利貸したり、無茶苦茶だった。』

負け組

(地獄)
 自営業者は、金融機関の貸し渋り、貸し剥がしが横行し、資金的にどうしようもない状態に追い込まれます。そこにはびこったのは闇金融でした。サラ金が社会問題とされた時代の猛烈な取立てが再現されます。システム金融と呼ばれた新たな闇金が発生し、桁違いのスピードで利子が膨らみ「借金が返せなければ腎臓を売れ、お風呂(風俗)に落とすぞ」。中でも商工ローンの凄まじい取立ては、多くの悲惨な自殺者を生み、そのことを指弾する弁護士、マスコミが現れたことでようやく終焉に向かうのですが、被害は膨大であり、社会の関心を強く惹起します。
 









ヤミ金地獄物語



 ヤミ金を借りまくる主婦の実態(動画)1、2、3


東鍋昌平「闇金ウシジマくん」
夜逃げした家族の団地の部屋

 暴力団と闇金との関係を象徴する山口系暴力団五菱会を巡る事件があります。五菱会の実質ナンバー2で「ヤミ金の帝王」と呼ばれた梶山進に係るもので梶山はシステム金融である090金融を考案し、全国の多重債務者リストを基に、ダイレクトメールを送り、無担保融資を目玉に勧誘し、融資を申し込んできた人の銀行口座に現金を振り込み、返済も口座振込みにして、客と顔を合わせない仕組みで、五菱会は、複数の店舗を統括する「センター」を設置して、顧客情報を管理し、顧客の返済期限が近づくと、別の五菱会系闇金融が新たな融資を持ちかけ、客の借金を一気に大きく膨らませ、債務者から毟り取った。国際的なマネーロンダリングを行ったことでも注目され、総額2000億円ともいわれた金が闇に消えます。
梶山進

 政府は、金融機関の行動を制御しようと、国金(国民生活金融公庫)からの貸し出しを増やそうとします。しかし、甘い審査に付け込まれて、国金も不良債権化する事態に発展します。

 バブル時代に発生したフリーターは、かつての自由人、夢に向かって努力している若者というイメージから、次第に就職ができない、正社員になれない人達へと変化し、働かないニート引きこもりが世の中に蔓延していきます。会社で言われていた勝ち組、負け組みが、次第に個人に降りてきて、同じ世代の中で勝ち組、負け組みと別れ、負け組みが蔑みの対象になります。
 払いきれない借金から自己破産が急増します。自己破産の公示を心待ちする人々が激増します。その自己破産を目当てにした「サラ金整理屋」が現れ、なお、債務者を食い物にしていきます。弁護士とサラ金の激しい攻防戦が起き、東京地裁の幅10mの掲示板はサラ金への口頭弁論呼び出し状で貼り尽されたのです。


東京地裁掲示板

 思い出しましたが、ナニワ金融道という漫画も大いに流行して行ったのも、この時代の象徴だったかもしれません。 漫画自体はバブル崩壊直後、まだまだバブル気分が残っていた時代でしたが、長いベストセラー、映画化、TVドラマ化はバブル崩壊時代です。
ヤミ金の世界を描き出すという意味では「ミナミの帝王」という漫画もありました。 こちらも映画化、TV化されました。そして最近では上に取り上げました「闇金ウシジマくん」もあります。より過激さを増していっています


TV「ナニワ金融道」のテーマソング

ミナミの帝王
闇金ウシジマくん

オレオレ詐欺(振り込め詐欺)
 これまでの詐欺が金の幻想、一攫千金の夢、労せずして金が儲かる、を振りまいて小金持ちから大金を奪う形から、高齢者の判断力の低下を狙って、肉親を装って事故や犯罪に巻き込まれたと称して金を奪う方法が編み出されます。2000年に入る頃から激増します。

 被害額は数百億円にものぼり、警察官役、弁護士役等、複数の者が交代で電話口に出るなど、役割分担をする形態や、金を取りに行くのをまったく別人にするなどシステム化が進み、手法も高度化するなど、警察の取締りの中でも撲滅には現在に至ってもできないでいます。

肥谷啓介×鈴木大介「ギャングース

 ITバブルに乗って同じ世代の中で、一方でニート、一方で数百億、数千億の金を得る人間が出てくる。平等が崩れ、中流が下流に落ちる、格差社会が出現したと、左翼ががなり立て始めます。その実態は、左翼が言うほどのものではありませんが。

 世の中は、流行語となった「勝ち組」と「負け組」に意識、気分で分けることになります。

 バブルの膨張と崩壊過程の中で、いったい我々は何を喪い、何を得たのかという問題があります。既に最初から数えれば25年、ほぼ復活できた時から5年近くが経過しました。もはや多くの人々にとっては過去のものであって、目の前のリーマンショックから生じた不況に、それどころではないのでしょう。しかし、我々は考えるべきです。もはや成長は限界に達したこと、金では解決できない問題が、すぐそこに迫ってきていることを。