通い容器利用の課題

(通い容器利用の課題)
        
                          資料:通い容器普及促進協議会「通い容器の本格的な普及に向けての提言」平成19年9月26日


(通い容器管理の提言)

 通い容器に関わる上記の各種の課題に対して、通い容器促進協議会は平成19年9月「通い容器の本格的な普及に向けて」(提言)に以下のようにまとめています。
 青果物流通の7割は卸売市場を経由している現状から、「卸売市場経由に由来する課題を解決することが重要」と指摘し、ワーキング・グループに対して検討課題を以下に提示しています。
    @ 返却容器回収拠点の整備
    A 紛失防止システムの在り方
    B 回転率向上のための方策
    C 通い容器対応撰果ラインの整備
    D 通い容器に適する品目選定
    E IT技術の活用

 A紛失防止システムの在り方として下図のような「やまびこくん」をヒントにした通い容器管理システムのイメージが提示されています。
 これは各利用者の通い容器の入出荷情報をインターネット上の管理画面で入力し、画面上の入荷数と出荷数の差を理論在庫とみなし、定期的に実在庫の棚卸を実施することで在庫管理が行われるシステムです。

           
                                   流通管理システムのイメージ


 このシステム形成により、提言では、「レンタル業者や利用者はどこでどれだけ在庫が発生しているかがネット上で把握できることになり、さらに実在庫の棚卸を実施することによって、ネット上の在庫と実在庫の比較から紛失者と紛失数量の特定が可能になりとなる。このシステムを利用することによって、容器の紛失防止効果を高めるとともに、レンタル業者は紛失弁済方式を採用できることとなり、利用者から事前に一括してデポジット等を徴収することなく、通い容器を貸出すことが可能となる」としています。
 国の役割として、流通管理システムを流通コストの縮減や環境への配慮のための社会インフラとして位置づけ、システムの共通プラットフォーム(入出力画面等)の構築を支援していくこととしました。