本ページは将来的には、歴史を踏まえた卸売市場論としてとりまとめる積りでおります。これはその前段階で、現状の我が国の市場経営の問題についてとりあげています。


         卸売市場経営論


 国、開設者、県のいろいろなレベルで卸売市場のあり方の研究会が開かれています。国の研究会はネットで情報公開されています。荷受、仲卸の代表、関係者団体の代表、学識経験者が、役所の研究会ですから、奥歯に物が挟まった様な意見が出てきていて、おぉ、相変わらず、なかなか進まないなと。
 気になる点が3つあります。1つは市場に対する行政のあり方です。もう1つは建値市場とその他の市場を区分けしないことです。建値市場におけるルールとそれ以外の市場のルールとは違って当たり前で、そのことが議論から外れていることです。あと1つは市場の中だけで、将来的な流通の姿が議論されないことです。分からないと言えば、それまでですが、どうなっていくのかがないと計画も立てられないと思うのですが。
 理念としての市場経営について述べると共に、現実の行政の動きを踏まえた形での市場経営について述べます。そしてこれからの流通の姿について述べていきます。


東京築地市場 東京新聞2010.2.7