食品卸売業の構造


   【営業範囲レンジ】

     ◎業種分類

     ◎営業テリトリー(縄張り)

     ◎問屋街/市場の形成と衰退

     ◎特約店制度

     ◎仲間取引

   【営業位置ポジショニング】

     ◎営業ポジション

     ◎機能分業


 ここに述べる卸売業の構造は、固定的なものではありません。個々の卸売業者が選択し、形成していくものです。業種という一見、不変なものも、どのような品目やサービスを時代に合わせて変化させていくかがあり、既存の業種に囚われる、老舗の看板を守ることも一つの選択ではありますが、それに固執すると事業の衰退を招くことがあります。時代の変化の中で、どのような立ち位置を形成していくかは、卸売業の経営者にとって重要なポイントになります。大きな戦略上の問題ですから、軽はずみな決断は避けなければなりません。一旦、作った戦略に固執することも命取りになることもあります。
 頭の中でいくら空想しても現実は簡単ではありません。卸売業は、とことん人間的な要素で構成されていますから、トップがいくら頑張ってもできないことは沢山ありますし、方向性や戦略がいくら先進的だと認められても、下や周囲が付いて来れなければ無惨な結果になります。皆が納得する方向にいかに転換させていくかが課題であり、しばしば、現状維持の方が楽なので、現状のままに流れることが、この世界では当たり前のように横行しています。

   【補足】

     ◎市場資本主義

     ◎国家による流通統制